寒い朝にこわばる肩・膝・腰への対策④
みなさんこんにちは。
乃木坂/赤坂のリハビリ&リラクゼーション からだフィズです。
さて、今年もあと5日。今年中に終わるように対策を書いていきたいと思います。
今日は引き続き、からだを外側からあたためる「カイロ編」です。
起床時だけこわばる方には効果的な対処法は、カイロなどで温める方法です。
カイロと言っても最近はさまざまな形態のものがありますので、ご自分に合うものを選んでくださいね。
・使い捨てタイプ
貼るカイロ、「肩」や「腰」専用カイロ
貼るタイプは患部からずれないというのが利点です。暖かさも長時間続くので便利ですが、もちろん温度調整はできないですし、患部からずれないぶん同じ個所が継続して暖められ、低温やけどを起こす可能性がありますので十分注意が必要です。特に肩周囲は脂肪も筋肉組織も少ないですし、注意してくださいね。
肩や腰など専用をうたっているタイプのカイロは形状が使う箇所に合わせて作られているので、患部に当てやすいという利点があります。ただ、これもやけどのリスクはありますので気を付けて使用してくださいね。
・繰り返し使えるタイプ(電子レンジであたためる)
ジェルタイプ
穀物タイプ(小豆や小麦が中に入っている)
繰り返し使えて経済的、という利点があるのが上の2つのタイプです。最近は薬局等で売られているのをよく見かけます。
また、ジェルタイプも穀物タイプも中の内容物が動いて患部の形状にあうよう変化しますので、あたためやすい場所をしっかり暖めることができます。カイロとは違い、暖められた内容物から伝わるやわらかな温かさが特徴的です。
ただ、わりと大きさと重量がありますので、座って静かに過ごしている時に使うのがおススメです。また、レンジでのあたため方によって内容物が熱くなりすぎるときがありますので、あたため時間には要注意ですし、かならず当て布をして使うなど、こちらも低温やけどには十分注意をしてください。
穀物は日本では小豆が入っているものを見かけましたが、オーストラリアに行ったときはwheat packと呼ばれる、小麦が中に入ったカイロが売られていました。もしかしたらほかにもいろんなタイプがあるかもしれませんね。
おまけとして湯たんぽと電気あんかについて書きますが、布団の中で足先を暖めるにはとてもよい道具ですが、大きくて重量があり、患部に合わせた形にはならないので、膝や肩・腰を暖めるという意味ではあまり適しているとは言えません。
ではでは、次回はからだを内側からあたためる方法について書きたいと思います。
下の写真は、断熱シートとジョイントマットを敷いたところです。とってもあたたかい!
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