プロフィール
代表 / Chief Therapist
及川 しのぶ
〈保有資格〉
理学療法士(Master)
心臓リハビリテーション指導士
健康経営エキスパートアドバイザー
両立支援コーディネーター・作業管理士
情報機器作業労働衛生教育インストラクター
日本理学療法士協会徒手療法部門国際会員
山口県生まれ(好きな景色は角島大橋!)
理学療法士資格を取得後は大学病院に勤務。その後、リハビリ先進国のオーストラリアに渡り、大学院の理学療法技術専門のMasterコースを修了。帰国後は介護施設や医療機関に勤務し、リハビリ業務に従事。
十数年の勤務でのべ48,000人の患者さまのリハビリに携わる中で、医療保険ではカバーできない患者さまの診療をしたいと思うように。
好きなものは文房具(紙とペン)、きれいな便せんとよく書けるペンには目がありません
活動実績
・2018年8月:専門家向け講義「痛みの生理学と腰痛診療」
・2019年9月刊行:書籍翻訳(一部)『運動学とバイオメカニクスの基礎』南江堂
・2019年9月:専門家向け講義:「肩関節の運動学と肩関節周囲炎」
・2019年10月:武蔵小山創業支援センター 起業ランチセミナー 講師
・2019年12月:バックテック社主催 エンジニア向け肩こり腰痛相談会 相談員
メディア掲載
・2020年4月:東京商工会議所発行「東商新聞」掲載
もっと身近な理学療法士でありたい
「理学療法士」っていったい何ができるの?
そんな質問をよくいただきます。
理学療法士は、簡単に言うと「姿勢と動きのスペシャリスト」です。
専門的な学科でからだの構造や病気について学び、けがや病気で低下したからだの機能をどう回復させていくかを追究する専門家です。
今まではほとんどの理学療法士が病院や介護施設に勤務していましたが、現在は様々な分野で活躍しています。
わたしがからだフィズを創業した理由のひとつは、より身近な理学療法士になりたかったからです。
それは、病院に来る頃には症状がかなりひどくなっている方がほとんどだと気づいたからです。
痛いけれど生活はできるし病院にいくほどではないかな、という状態で我慢して生活していらっしゃる方が
とてもたくさんいらっしゃいます。
みなさんが口を揃えておっしゃるのが、「どこに行って診てもらったらいいかわからない」
もっと身近なところに相談できる専門家がいれば、重症化せずにすむのではないか、と思ったのです。
「身近なところにいるからだの専門家」わたしが目指すからだフィズの在り方です。
留学先に「オーストラリア」を選んだ理由
理学療法士の資格を取得し大学病院に勤務し始めて数年後、自分のリハビリに自信がなかったわたしは「もう少しリハビリの理論や技術を学びたい」と思うようになりました。
多くの大学院のコースは研究し最終的に論文を書くのがメインですが、当時わずかですがリハビリの治療技術をメインに指導が受けられるというコースがありました。それが、オーストラリアの大学院のコースでした。
オーストラリアは医療や教育にとても力を入れており、リハビリの分野において今も世界の最先端を走っています。留学生も非常に多く、先生方も留学生の指導経験が豊富で、言葉の壁や文化の違いに関しても非常に理解がありました。
当時、海外旅行には一回も行ったことがなかったわたし。
ですが、「いま行かなきゃ、きっと一生海外には行かない!」と思い、オーストラリアへ。
もちろん苦労の連続でしたが、同級生や先生方に支えられ、無事に修了し帰国することができました。
留学したことでリハビリの可能性を見出すことができましたし、お客様とのコミュニケーションがいかに治療において大切か、ということを知りました。ですから、からだフィズではお客様との会話を大切にしながら、お客様の「可能性」を一緒に追求していきます。
医療の枠組みを超えて
わたしは理学療法士としてのべ48,000人以上の患者様のリハビリを担当してきましたが、その中で色々な相談をいただいてきました。
リハビリ期限を超えてももう少しリハビリを継続したかったり、
ひとりで動けるようにはなったけれど仕事復帰までもう少しトレーニングしたかったり、
怪我した箇所とは他の部分が気になりだしたが誰に相談していいかわからなかったり・・・
しかし、医療保険の枠組みではそうしたお声に応えることは難しく、大きな悩みとなっていました。
現在は、すべての人がリハビリを受けられるわけではありません。
日数の制限(期限)もあるし、病名によっても受けられない場合があります。
条件が合わなければ、動きの専門家である理学療法士に診てもらえる機会はないのです。
もしかしたら、良くなる可能性があるとしても。
それなら、医療保険ではリハビリが受けられない方を専門的にリハビリする場所を作って受け皿になりたい!
それが、からだフィズという施設の使命です。