五十肩(肩関節周囲炎)のリハビリはなぜ難しいか?②

乃木坂 / 赤坂のリハビリ&リラクゼーション からだフィズです。

今回も引き続き、五十肩(肩関節周囲炎)の話です。


五十肩(四十肩)という言葉を聞いたことがある方は、多いと思います。

ちなみに、外国ではFrozen shoulder (凍結肩)と呼んだりもするそうです。

フローズンって、「かたまってそう」な感じがしますよね。


この、よく聞く「五十肩」の難しさはもう一つ理由があります。

それは・・・


症状の出方や経過が違うこと!


五十肩を経験したことがある方の中には、

「前に一回五十肩になった時は、痛かったけどすぐ治った」

という方が結構いらっしゃいます。

そこで、次に痛くなった時もすぐ治るかな、なんて放っておくと・・・

今度は治らない!ということが起きたりします。


一般的には「炎症期」「拘縮期」「回復期」という3つの時期に分かれていますが、

全員が全員、毎回この3つを経験するわけではありません。


ただ、ずっと五十肩を放っておくとかたさが出てきて、

プラス痛みで筋力が出せなくなってしまうので、

かたさ+筋力低下=肩が上がらない という大変な状況に陥ります。

放置すればするほどリハビリが大変になっていくので、できるだけ早めに手を打つことが大切です。

(特に90度(床と平行)まで手が上がらないという方は改善するのに半年以上かかるケースが多いです)


肩が上がらなくなってずいぶん経つなあという方、

洗濯物は片手で物干し竿に引っ掛けて干してるという方、

キッチンの上の棚から物が取れないという方、などなど

お困りの方は「痛みコース」で相談してくださいね。



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