「評価」ってなに?
みなさまこんにちは。関東一円は今日も暑いですね。なんと、昨日関東は梅雨明けしたんですね!ということは、これから夏本番(もうすでに本番のような気もしますが)。絶対にビールがおいしい気候!ただ、声を大にしていいますが、
ビールは水分補給にはなりません!!!
(利尿作用がありますから体から出ていきます)
これだけ暑いので本日も帽子を着用して外を歩いていますが、ちょっとした悩みが「帽子が飛ぶ」こと。かぶった状態でしっかり固定されていないので、風が吹くとふわっと頭から浮き上がるわけです。手で押さえながら歩くのもなんですし、ひもやチェーンを付けたらいいのか、悩みどころです。アスリートの方は、帽子はどうなさっているんでしょうね?
さて、今日の話題は「評価」。
評価という言葉に含まれる意味合いがとても業界的だということに、自分では全く気付いていませんでした。「評価って何をするんですか?」という質問をいただいて初めて気づきましたので、道具の紹介を含めながら書いていきます。
わたしたちの中での評価(examination)というと、
「からだの機能を様々な角度から客観的に検査してからだの状態を判断する」
という意味で使っています。具体的にどんな項目を検査するのかというと、
・関節の動きや角度
・筋力
・バランス
・姿勢
・体のコントロール
・瞬発力
・持久力
・歩き方 ・・・などなど
まだまだたくさんの項目をチェックします。人によってチェック項目は変わります。医師が血液検査をするように、看護師さんが体温や血圧をチェックするように、こうした動きに関する項目をチェックして、治療のヒントにしていくわけです。
上の写真は「角度計」という道具で、関節の角度を測定するために使います。ゴニオメーターとも呼ばれ、写真のタイプは金属製ですがプラスチック製もあります。サイズも様々で、写真のタイプはひざや股関節、肩といった大きい関節の角度を測定するために使用します。慣れてくると目測できるので頻繁には使用しませんが、正確に測定したい時や経時的に変化を追いたいときに使用します。
要は分度器みたいなもので、からだの側面にあてて使用します。とてもシンプルなのですが、使うのは意外と難しいのです。当て方が決まっているうえに、患者さまのからだが逃げたりするとすぐずれてしまいます。これをどううまく当てて正確に測るかが腕の見せ所になります。
自分にとって当たり前になってしまっていることがたくさんあるんだなと気づいたこの頃です。少しずつ紹介していけたらいいなと思っています。
ではでは、6月最後、みなさまよい週末をお過ごしください!
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